あうとわ~ど・ばうんど

Eric Dolphy

John Lewis / Wonderful World of Jazz

先週、旭川のCD屋で10年近く忘れられていた(らしい)「スピリチュアル・ネイチャー/富樫雅彦」を買ったり、その翌日に札幌くうで、「FOOD feat. Nils Petter Molvær ── Japan Tour 2012 ── Special Guest: 巻上公一」を観て感銘を受け、両サウンドの共通項…

Oliver Nelson & Eric Dolphy Complete Recordings

懲りもせず、というより、半笑いで入手した。Complete Recordingsアーティスト: Oliver Nelson & Eric Dolphy出版社/メーカー: Essential Jazz Class発売日: 2012/02/14メディア: CD購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る先月も触れた、…

The Complete 1961 Copenhagen Concerts

出版記念(などと言いながら、結局はいつも通りの更新に過ぎないのじゃないか、という指摘もある)その8。In Europe-Complete 1961 Copenhagen Concertsアーティスト: Eric Dolphy出版社/メーカー: Essential Jazz Class発売日: 2012/01/17メディア: CD購入:…

At The Five Spot Complete Edition

At the Five Spot Complete Editionアーティスト: Eric Dolphy & Booker Little出版社/メーカー: Essential Jazz Class発売日: 2011/12/20メディア: CD購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (3件) を見るエリック・ドルフィー=ブッカー・リトル双…

今日もミンガス

実は、今日もなぜだかチャールズ・ミンガスを聴いていた。Complete 1960 Nat Hentoff Sessionsアーティスト: Charles Mingus出版社/メーカー: Ais発売日: 2011/01/18メディア: CD購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログを見る60年にCandidレーベルに…

エリック・ドルフィー没後47年

さて。生誕83年の20日から続けてきたドルフィー特集も、本日、没後47年の命日をもって終わる。最近放置しがちだったブログを10日連続で更新したのも久しぶりだが、すべてドルフィー・ネタで、というのは、かつても一度もやらなかったことである。特に目新し…

Out to Lunch

OUT TO LUNCHアーティスト: ERIC DOLPHY出版社/メーカー: BLUEN発売日: 2000/08/26メディア: CD購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (46件) を見るはい。言わずと知れた、ジャズ史上の傑作です。昔はあまり好きでなかったけれど年を経るごとにどん…

Ezz-Thetics / George Russell

これまた定番の一枚であるが。Ezz-Theticsアーティスト: George Sextet Russell出版社/メーカー: Riverside発売日: 2007/09/11メディア: CD購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見るむろん、「'Round Midnight」や「Nardis」でのエリック・…

Other Aspects

6年前にも一度、書いている。Other Aspectsアーティスト: Eric Dolphy出版社/メーカー: Blue Note Records発売日: 1990/10/25メディア: CD購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を見る20年近く前に初めて聴いた時の衝撃は、もはや薄れた。が…

Out Front / Booker little

「Far Cry」も好きだし、「Live at the Five Spot 1」をはじめとするファイブ・スポット・セッションも名盤なのだが、エリック・ドルフィーとブッカー・リトルの最良のコラボレーションは、このアルバムなのではないかと思っている。アウト・フロントアーテ…

Berlin Concerts

ベルリン・コンサートアーティスト: エリック・ドルフィー,ベニー・ベイリー,ペプシ・アウア,ジョージ・ジョイナー,バスター・スミス出版社/メーカー: 日本コロムビア発売日: 2009/05/20メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見るこのアルバムの1曲目「…

Blues and the Abstract Truth

どうやら、このアルバムを当ブログで取り上げるのは初である。われながら意外。ブルースの真実アーティスト: オリヴァー・ネルソン,エリック・ドルフィー,フレディ・ハバード,ジョージ・バーロウ,ビル・エヴァンス,ポール・チェンバース,ロイ・ヘインズ出版…

Far Cry

これもやはり6年前に書いていることに、あまり付け足すことはないが。ファー・クライ+1アーティスト: エリック・ドルフィー,ブッカー・リトル,ジャッキー・バイアード,ロン・カーター,ロイ・ヘインズ出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 200…

Out There

エリック・ドルフィーの代表的なアルバムのことは、過去に大体書いている。アウト・ゼアアーティスト: エリック・ドルフィー,ロン・カーター,ジョージ・デュヴィヴィエ,ロイ・ヘインズ出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2005/03/24メディ…

エリック・ドルフィー生誕83年

今年もこの日が来た。アウトワード・バウンド+3アーティスト: エリック・ドルフィー,フレディ・ハバード,ジャッキー・バイアード,ジョージ・タッカー,ロイ・ヘインズ出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2009/03/18メディア: CD …

Complete Last Recordings in Hilversum & Paris 1964

Complete Last Recordings in Hilversum & Paris 1964アーティスト: Eric Dolphy出版社/メーカー: Ais発売日: 2010/09/07メディア: CD クリック: 48回この商品を含むブログ (4件) を見るこれは素晴らしい。エリック・ドルフィー死去の前の1カ月間に残された…

The Unissued German Concerts

29日のエリック・ドルフィーの命日に書くつもりでいたアルバムが、本日ようやく届いた。 「THE UNISSUED GERMAN CONCERTS/John Coltrane Quintet with Eric Dolphy」 (RLR records)。61年、6曲79分。Coltrane(ts, ss) Dolphy(as, fl) McCoy Tyner(p) Regg…

Point of Departure

調べてみると、今日はジョー・ヘンダーソンの命日であった。のみならず、アンドリュー・ヒルの誕生日でもあったことが判明。で、必然的に(?)このアルバムを聴くことになった。Point of Departureアーティスト: Andrew Hill出版社/メーカー: Blue Note Rec…

Eric Dolphy 46回目の命日

事前には、「THE UNISSUED GERMAN CONCERTS」について書くつもりでいたのだが、本日までに届かなかった。次善にも、特にネタを仕込んでいないので、せっかくのエリック・ドルフィーの命日に書くことが無い。 仕方ないので、今聴いてるアルバムを挙げておこう…

Eric Dolphy 生誕82年記念日

かつてはエリック・ドルフィーについていろいろ述べるとともに、毎月なにがしかの小論考を書いてたこともあったけれど、最近ではドルフィーについて自体あまり語ってなくて、彼のアルバムから取ったブログタイトルが寒々しい限りだけれど、年に2回、今日と29…

John Coltrane

おなじみ(?)の映像たちの寄せ集め。日記タイトルがちょっと変ですが、ドルフィーは一番最後に出てきます。 John Coltrane 1 / 11 John Coltrane // produced by David Peck, Phillip Galloway & Tom Gulotta for "Reelin' In The Years Production with D…

The Salle Wagram Concert

「THE SALLE WAGRAM CONCERT - COMPLETE EDITION/Charles Mingus - Eric Dlphy」(jazz collectors)。2枚組、13曲153分。 ブログタイトルでお分かりの通り、筆者はエリック・ドルフィー大好き人間であるが、ドルフィーの音源全てを追いかけているわけでは…

Eric Dolphy '' Left alone ''

「STOCKHOLM SESSIONS (24 BIT)」の映像。 “完全版”は、私も初めて観ました。スバラシイ!! 投稿者が、同時にアップしてたドキュメンタリー映像2本も挙げておく。 Eric Dolphy Documentary Eric Dolphy´s Parents

The Complete 1962 Birdland Broadcasts

「THE COMPLETE 1962 BIRDLAND BROADCASTS/John Coltrane Quartet with Eric Dolphy」(gambit records)。8曲70分。John Coltrane(ts, ss) Eric Dolphy(as, fl, bcl) McCoy Tyner(p) Jimmy Garrison(b) Elvin Jones(ds)待ちに待ち焦がれたCDがついに、つい…

エリック・ドルフィー命日 没後45年

です。 45年前の今日、エリック・アラン・ドルフィー・ジュニアがベルリンで、36歳と9日の生涯を閉じた。 気づいてみれば、ぼくもその年齢が目前で、「アウト・トゥ・ランチ」(画像)吹き込み時のドルフィーの年齢も既に(1ヶ月)上回っている。 思い返せば…

エリック・ドルフィー生誕81周年

です。ちなみに、9日後の29日は没後45周年。 皆さんも、この10日間、ドルフィーに思いを馳せてみては? 有名な映像から。今でこそドルフィーの動く姿は多数観られるようになったけれど、それでも、カラー映像となるといまだにこれしかないはずで、やはり貴重…

The Complete Latin Jazz Sides

「THE COMPLETE LATIN JAZZ SIDES/Eric Dolphy」(gambit)。17曲79分。Eric Dolphy(as,fl,bcl) Juan Amalbert(conga) Gene Casey(p) Bill Ellington(b) Charlie Simons(vib) Manny Ramos(ds) Felipe Diaz(vib) Arthur Jenkins(p) Bobby Rodriguez(b) Tommy…

ジャズに棲む怪物たち 3

「もう、この演奏のあと、私は死にます。みなさん、さようなら」と言っているような危機感というか焦燥感というか、そういう強い意識が感じられるのだ。この感覚こそが、ドルフィーとそのフォロワーとの決定的な差異ではないだろうか。 田中啓文さんの Web …

ジャズに棲む怪物たち 2

異世界の美の探求者はこの世界の人々には理解されず、孤高の存在となるしかなかった。ドルフィーは「異星の客」なのである。 田中啓文さんの Web 連載「KOBEjazz.jp|田中啓文のビッグバンド漫談」で、エリック・ドルフィーの第2回目がアップされている(初…

Intro

今年の聴き初めは、エリック・ドルフィーの「OUT TO LUNCH」(フレディ・ハバード追悼の意も込めて)。 お次は、マイルス・デイヴィス「1969マイルス」。 そして、スガダイロー・加藤真一の「Jazz Samurai」。 続けてスティーヴ・リーマン「Mainfold」。 「…