あうとわ~ど・ばうんど

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Live at Vision Festival

旧譜より。「Exuberance: Live at Vision Festival/Exuberance」(ayler records)。03年、全4曲47分。Louie Belogenis(ts)Roy Campbell, Jr.(tp,fl)Hilliard Greene(b)Michael Wimberly(ds,vo)。 実力のわりに知名度がいまひとつの演奏家というのは多いもの…

Renunciation

「Renunciation/David S. Ware Quartet」(aum fidelity)。全8曲63分。S. Ware(ts)Matthew Shipp(p)William Parker(b)Guillermo E. Brown(ds)。昨年で解散してしまったというS・ウェアの至高のカルテット。最後のアルバムが、99年録音のバラード集「Balladwa…

Only the Devil Has No Dreams

「Only the Devil Has No Dreams/SONORE」(jazzwerkstatt)。全6曲50分。Peter Brotzmann(ts,as,tarogato,bcl)Mats Gustafsson(bs,fluteophone,slide-sax)Ken Vandermark(bs,bcl)。 ブロッツマン、グスタフソン、ヴァンダーマーク。名前が濁音で始まる3人の…

in Europe, Vol.3

ここ数日、鬱気味だった。のではなく、どうやら風邪気味だったらしい(苦笑)。 久々に聴く。「Eric Dolphy in Europe, Vol.3」(prestige)。61年、全3曲40分。Dolphy(as,bcl)Bent Axen(p)Eric Moseholm(b)Jorn Elniff(ds)。 ドルフィー61年の欧州楽旅音源は、…

Amandla

気が鬱いだ時は、やはり、このアルバム。「Amandla」(warner bros.)。89年、全8曲43分。 ④「Hannibal」に限る。ところで⑧「Mr. Pastorius」、よく聴いてみると編集が粗くありません?(笑)

YouTubeの阿部薫

以前の映像よりも、こちらの方が鋭くて良いですね。 http://www.youtube.com/watch?v=iFvVKhcyBdQ

待望の発掘音源がついに!

エリック・ドルフィーが、先日亡くなったアンドリュー・ヒルの「Point of Departure」吹き込みに参加する3日前の1964年3月18日。米コーネル大学で開かれた、ドルフィー入りチャーリー・ミンガスセクステットのコンサートのテープが最近ミンガス未亡人(スー)…

エアジン・ラプソデー

久々に聴く。「エアジン・ラプソデー/明田川荘之 & アケタ西荻センチメンタル・フィルハーモニー・オーケストラ」(aketa's disk)。87年、全5曲73分。明田川(p,ocarina)吉田哲治(tp)板谷博(tb)池田篤(as,ss)榎本秀一(ts,ss)吉野弘志(b)楠本卓司(ds)。 「ラ…

One World - One Sound

旧譜より。「KITA-KRANEMANN ONE WORLD-ONE SOUND」(sunnorth)。06年、全10曲64分。北陽一郎(ninja jockey,piccolo-tp,effect-tp,tp,tb)Eberhard Kranemann(cello,g,ts,vo,key,sound tapes,computer)。 一般的には渋さ知らズのトランペッターとして知られる…

Live in San Francisco!

すばらしいDVDが出た。「Live in San Francisco!/Pharoah Sanders」(evidence)。約60分。 なんと、名盤「LIVE」の頃の映像である。残念ながら名曲「You've Got To Have Freedom」は収録されていないが、「Doctor Pitt」「Blues for Santa Cruz」の2曲を計4…

Bloodcount Saturation Point

本日はブートではない。旧譜より。「Bloodcount Saturation Point/Tim Berne」(screwgun)。97年、全4曲53分。Berne(as,bs)Chris Speed(ts)Michael Formanek(b)Jim Black(ds)。 ティム・バーンのアルバムはハズレが少ない。ただし国内流通も少ないので、見つ…

Temple University

今週はブート特集か? 「Temple University/John Coltrane」。66年、全3曲63分。 何度も書いている通り、コルトレーンは晩年の方が好きなのだが、これは時期的には「Live in Japan」と「Olatunji Concert: The Last Live Recording」の中間ぐらい、66年11月…

Prelude in Tokyo

ブートのお喋り、で、これを思い出した。「Prelude in Tokyo 1975/2/7/Miles Davis」。2枚組み、全8曲91分(ただし、トラックナンバーは切られていない)。 マイルス75年日本ツアーの定番的ブートの一つ。このライヴは他の日とサウンドがけっこう異なって、な…

New York City 1979

ブート。「New York City 1979/James Blood Ulmer」。79年、全8曲62分。Ulmer(g,vo)David Murray(ts)Amin Ali(b)Ronald Shanon Jackson(ds)。 オーディエンス録音と思われる。音質は並。音楽が落ち着いているときはよいのだが、バンド全体の音数・音量が多…

Play Time

旧譜より。「Play Time/Kazutoki Umezu & Vladimir Volkov」(long arms)。04年、全7曲63分。梅津和時(as)Volkov(b)。 CDジャケ上は全6曲58分しかないことになっているが、実際には上記曲数・時間があり、曲名と曲想の関係から推し測って、②にあたる曲が抜…

Live at Glenn Miller Cafè

旧譜より。「Live at Glenn Miller Cafè/Janson/Kullhammar/Nilssen-Love」(ayler records)。01年、全4曲72分。Peter Janson(b)Jonas Kullhammar(ts,bs)Paal Nilssen-Love(ds)。 スウェーデンのaylerレーベル、グレンミラーカフェでのライヴ、ドラムはニル…

Comeback Sessions Vol. 1

久々に、ブートに手を出してしまった。「Comeback Sessions Vol. 1/Miles Davis」。全7曲32分。 マイルスの引退・復帰期間前後の音源を集めたもの。78年3月のラリー・コリエル、菊地雅章らとのセッション、81年6月にヴィレッジヴァンガードのメル・ルイス楽…

New York Child

ごく一部で評価の高い(?)マーティー・アーリックの旧譜を入手。「NEW YORK CHILD/Marty Ehrlich」(enja)。96年、全9曲58分。Ehrlich(as,ss,cl,bcl)Stan Strickland(ts)Michael Cain(p)Michael Formanek(b)Bill Stewart(ds)。 アーリックのアルトは、やはり…

The Cello Quartet

「The Cello Quartet/Gjerstad, Lonberg-Holm, Sen, Nielsen-Love」(FMR)。全5曲66分。Frode Gjerstad(as,cl)Fred Lonberg-Holm(cello㊧)Amit Sen(cello㊨)Paal Nielsen Love(ds)。 (既にお気づきの方がいらっしゃるだろうが、ポール・ニルセンラヴの綴りが…

YouTube に長尺映像が!

この映像、ぼくは初見。ドルフィー、やっぱりカッコイイな〜(ヌーヴェルヴァーグ映画のような登場シーンも最高)。ところで、ぼくの持っている「Great Concert of Charles Mingus」には録音がパリ、64年4月19日とあり、アレレと思って調べてみたらパリは18日…

Smalltown Superjazzz から2枚

「The First Original Silence/Original Silence」。全2曲60分。Mats Gustafsson(bs,electronics)Massimo Pupillo(elb)Terrie Ex(elg)Thurston Moore(elg)Jim O'rourke(electronics)Paal Nilssen-Love(ds,per)。 Diskaholics Anonymous Trio(昨年3月29日、…

ジャズマン植木等

先日録画しておいた、植木等の追悼番組「スーダラ伝説・夢を食べつづけた男」を見た。植木が半生(というより、一生、に近い)を語り、2年前に放送された物の再放送である(2年前には見ていない)。やはり『無責任男』が誕生するまでの軌跡が面白かったのだけれ…

Franz Kafka's Amerika

「Franz Kafka's Amerika/Date Course Pentagon Royal Garden」(p-vine)。2枚組、全7曲102分。 菊地成孔に期待するのはやめたのだが、このバンドのことはやはり気になる(笑)。20分に及ぶ①「Perfect days for jungle cruise」がとても良く、とりわけ津上研太…

Real Time

500回目の日記はヴァンダーマーク。 旧譜より。「Steam/Steam」(atavistic)。96年、全9曲62分。Jim Baker(p)Kent Kessler(b)Tim Mulvenna(ds)Ken Vandermark(reeds)。 Steam は、アーチー・シェップの曲名にちなんだグループ(だろう)。だがヴァンダーマーク…

ティム・バーンの映像をYouTubeで探していたら

こんなものを発見。とてもカッコイイ。John Zorn / Spy vs. Spy (1989) ジョン、一瞬誰かと思ったぞ(笑)Tim Berne on Nightmusic サンボーンとの共演。

Children of Agharta

先週のエレクトリックマイルス・カヴァー物の時は忘れていたが、そういえば、こういうブートがある。「Children of Agharta/Pete Cosey」(cool jazz)。3枚組、全16曲177分。Cosey(g)Gary Bartz(as,ss)John Stubblefield(ts,ss)J. T. Lewis(ds)etc.2002年の…

Dog Years in the Fourth Ring

これも久々に。「Dog Years In The Fourth Ring/Rahsaan Roland Kirk」(32 jazz)。3枚組、全32曲131分。数年前、ローランド・カークはジャズではないと言い張るゴリゴリ保守的ジャズファンに、これを聴かせたことがある。途中までは『お、いいかも』なんて…

Live at Montreux

久々に聴く。「Live at Montreaux/Sun Ra & his arkestra」(inner city)。76年、全14曲81分。 4年前、このアルバムのCD化には感激しましたね。⑧「Interlude」⑨「Take The A Train」が好き。 それにしても、このジャケット。やっぱりハナ肇に似てるよね〜(笑…

among friends

「Among Friends/Art Pepper」(p.j.l)。78年、全9曲50分。 このアルバム、実はけっこう好きだったりする。④「Blue Bossa」が特にね〜。

No Photograph Available

旧譜より。「No Photograph Available/Dennis Gonzalez Boston Project」(clean feed)。06年、全6曲66分。Gonzalez(tp,c-tp)Charlie Kohlhase(as,ts,bs)Nate McBride(b)Joe Morris(b)Croix Galipault(ds)。 2月17日の「A Measure of Vision」に参加していた…