あうとわ~ど・ばうんど

Eric Dolphy 生誕82年記念日

かつてはエリック・ドルフィーについていろいろ述べるとともに、毎月なにがしかの小論考を書いてたこともあったけれど、最近ではドルフィーについて自体あまり語ってなくて、彼のアルバムから取ったブログタイトルが寒々しい限りだけれど、年に2回、今日と29日(命日)だけはやはり特別である(と言っても、これから、たいしたことを述べるわけではありませんが)。

BGMは、70年代に発掘された、「Last Date」前日のリハーサル音源「Epistrophy」。


とりあえず、46年前の6月に思いをはせてみる。
6月1日、前述の「Epistrophy」録音。翌2日、「Last Date」録音。翌3日、オランダからフランスへ。11日、現在最後の録音とされるセッション(「Last Recordings」)。27日、ベルリン入り。29日、死去。
という流れになる。
6月20日ドルフィー生涯最後の誕生日はパリで、8月に結婚することになっていた婚約者 Joyce Mordecai と過ごしたものと思われる。この婚約者は当時パリでバレエ修行中だったらしいが、ドルフィーの各種伝記において唐突に登場するのみで、どんな人物だったのか、ドルフィーとはどう知り合ったのか、彼の死後どんな人生を送ったのか、よく分からない(いとこだったという説もあるようだが)。
で、気になって検索してみた所、彼女がドルフィーとの最後の日々を語ったらしい映像があったのだが、私は英語がわからないので、何を言ってるのか皆目わからない。誰か訳してくれませんか?
http://adale.org/Discographies/PostFilm.html