あうとわ~ど・ばうんど

2007-01-01から1年間の記事一覧

Postlude

今年も、もうすぐ終わり。 私生活に変化があった一年。 音楽生活は、相変わらずな一年。 ブログ上は、音楽にせよ、書き込みにせよ、面白い出会いが目立った一年。 来年は、どんな面白い出会いが待っているだろうか。

Plays Rahsaan Vol.7

昨夜は、Plays Rahsaan Vol.7 を観に、札幌くうへ。 池野泰明(rahsaan)西條史宣(tb)濱雅寛(g)石田幹雄(p)瀬尾高志(b)秋田祐二(b,MC)川中健治(ds)福川有美(vo) このバンドを観るのは、昨年末に続き2回目。 服装や一挙手一投足まで映像を観て研究していると…

今年の愛聴盤 その3

海外編。 Smalltown Superjazzz, Okka-Disk, Clean Feed 等々、今年もハマリまくったなあ。 おかげで3枚に絞りきれなかった(苦笑)ので、5枚紹介。 アルバム間、あるいは昨年とのミュージシャンのダブリはなるべく避ける方針で。 「Vis-A-Vis/Frank Gratko…

Charles Tolliver Big Band

ジャズ専門の動画共有サイトJazzVision(11月14日参照)。動画が少ないので放っておいたけど、久しぶりに覗いたら、まだ少ない(笑)。 が、チャールズ・トリヴァー・ビッグバンドの先月のロンドンでの映像(19分弱)を発見。盟友ビリー・ハーパーも4分半ほ…

今年の愛聴盤 その2

さて、国内編であるが。 ただ愛聴しただけでなく、自分にとってのエポックを重視したため、候補があまりなかった。 かつては海外モノと半々ぐらいだったが、最近は国内ミュージシャンの新譜をあまり聴かなくなっていて、7:3ぐらいに少なくなってしまっている…

エドガー・ヴァレーズ

コンプリート・ワークス Volume.1アーティスト: エドガー・ヴァレーズ,フレデリック・ウォルドマン,ニューヨーク吹奏楽団,ジュリアード・パーカッション・オーケストラ出版社/メーカー: ミュージック・シーン発売日: 2007/12/20メディア: CD購入: 1人 クリッ…

今年の愛聴盤 その1

今年もあと3日で終わり。 その間は、たぶんCDを買わないだろうから、[収穫]をまとめておくとするか。 今年ブログで、[新譜]として取り上げたアルバムは100枚を超えている。購入した枚数は大雑把に見積もって、その2倍ぐらいというところか(すでに手放したも…

Single Engine

SakurAi さんのコメントに後押しされ(た気がし)て、入手。 「Single Engine/Håkon Kornstad」(jazzland)。10曲43分。Kornstad(ts,bass-sax,fl, flutonette,melodica)Bugge Wesseltoft(org)Knut Reiersrud(g,lap steel)Ingebrigt Håker Flaten(b) 国内盤…

植木等伝

植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」作者: 戸井十月出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 111回この商品を含むブログ (18件) を見るを読んだ。 インタビューを基にした評伝。 生い立ちから戦後のバンドマ…

花旗

DVD。 「ミュージカル・フロム・カオス 3DVD “花旗”/Date Course Pentagon Royal Garden」(p-vine)。95分。 DCPRG作品にも、結局、最後まで付き合ってしまった。 ライヴ集ではなく、DCPRGをめぐる映画、とでもいうか。 映画の出来はまあまあ。音楽を期待…

TOMASZ STANKO 'BALLADYNA'

at Aarhus International Jazz Festival, 15.07.2007. Tomasz Stanko (tp), Tim Berne (s), Anders Jormin (b), Stefan Pasborg (dr). これは、ちょっと意外な組み合わせ。 まさか、このメンツでECMからアルバムを出すつもりじゃあるまいな・・・ 追加(1月1…

Sonny Simmons

現存するドルフィー系サックスの長老、ソニー・シモンズ。 何しろ音が似てるので、どうしても『仮想ドルフィー』として聴いてしまう。 もしエリック・ドルフィーが生きていて、こういう音楽をやったら、かなり面白いことになると思えるんだが。 (途中、音が…

渋谷毅の2枚

「Solo~Famous Melodies/渋谷毅」(videoarts)。7曲32分。 「Solo~Famous Composers/同」(同)。7曲31分。 渋谷毅の2枚同時リリース。 収録時間は合わせて1時間ちょっとなのに、わざわざ分割してマキシ的に売るあたり、コンセプチュアル(と同時に、もち…

Håkon Kornstad Solo

最近、来日公演を行った(らしい)ホーコン・コーンスタッド。 実はアトミックの創設者なのだとか。 今まではほとんど聴かずにきていたのだが、最近CD屋で見かけた新作が少し気になって、どんなもんなんだろうなあ、と思っていた。 CDもこんな感じだったら面…

doubtmusic の背表紙

「modulation with 2 electric guitars and 2 amplifiers(2台のギターと2台のアンプによるモジュレーション)/大友良英」(doubtmusic)を入手。40分1曲。 テーブルトップに二台のギターを置き、一台のギターにつき一台のアンプからフィードバック音を出す。…

Steve Lehman の新譜情報

先ごろPi Recordings から新作「On Meaning」(2日参照)を出したばかりのスティーヴ・リーマンの、次なる新譜情報が。 なんと、傑作「Camouflage Trio/Interface」以来、Clean Feed からの2作目。タイトルは「Manifold」。 最終曲の「For Evan Parker」とい…

Chicago Octet/Tentet

半年ほど前に「American Landscapes」2作品(6月23日参照)を同時リリースしたばかりというのに、ペーター・ブロッツマン率いるシカゴ・テンテットが今年3枚目となる新作を出した。 タイトルは「At Molde 2007」。この動画(7月25日参照)のライヴ作品のよう…

The revolution will not be computerized

「The revolution will not be computerized/菊地成孔 ダブ・セクステット」(ewe)。8曲61分。 なんだかんだ言いつつ(4月9日、昨年10月11日参照)も、結局は聴いてしまったのであるが(苦笑)。 ふーむ。60年代マイルス4部作あるいは新主流派ジャズ的な味…

Eric's South Street Exit

13日に紹介した『Eric's Doll Phinity』の続編らしい。

PK 2003 など

こんなのが、かつて放映されていたんですね。 2003年のフジロック。ジョン・ゾーン(as)ビル・ラズウェル(b)吉田達也(ds)。PK は、ペインキラーの略。 いや〜カッコイイ!!! 調べてみたら、同メンツの動画があった。昨年5月のモスクワライヴ。これは素晴ら…

アガルタ通信

昨夜は、アガルタ通信ライヴを観に、札幌くうへ。 濱雅寛(g)山田賢(g)南山雅樹(key)瀬尾高志(b)樋口千里(ds)西村伸雄(tp)西條史宣(tb)。 熱かった。 面白かった。 ぼくが観た今までのアガルタ通信のライヴの中で、一番よかった。 (もっとも、バンドは10年以…

15年ぐらい前に聴いていたCDが出てきたので、懐かしくなって聴いてみる。 「藤/日野皓正」(victor)。72年、4曲57分。 日野皓正(tp)植松孝夫(ts)杉本喜代志(g)益田幹夫(elp)池田芳夫(b)日野元彦(ds)。 昔聴いていたときより面白く感じる。 時折ファラオを…

ペーター・ブロッツマン関連

これは迂闊だった。 ケン・ヴァンダーマークも参加しているではないか。 Peter Brötzmann Chicago Tentet Cottbus 2007 もう一つ。 これは、ザグレブで先月行われたフェスらしい(フェスの名に好感を覚える。笑)。 ブロッツマンのほか、ラシッド・アリやら…

Eric's Doll Phinity...

なんだこりゃ。 この投稿者による、エリック・ドルフィーに捧げた『作品』らしいのだが。 意外と面白い。 「He Loved Him Madly」ドルフィー版のような趣きも、なきにしもあらず。 タイトルは『part 1』となっているが、そのうちに続編も投稿されるのだろう…

奥野義典・石田幹雄

昨夜は、奥野義典(as,fl)石田幹雄(p)デュオライヴを観に、札幌ジェリコへ。 両人とも、北海道にその人あり、という演奏家。 第1部はそれぞれのオリジナル曲が素晴らしく、第2部では「ブリリアント・コーナーズ」やブルース(アンコール)の壊れ加減、怒涛の…

Bloodcount の映像など

ティム・バーン率いるBloodcount のアルバム、「Seconds」(10月5日参照)所収DVD映像の一部。 ついでに、同じ投稿者の最近の動画から、テナーサックスのトリオを2本。 Trio X: Joe McPhee/Dominic Duval/Jay Rosen Peter Kowald / Fred Anderson / Hamid …

Supersilent 8

今さらながら。ですが。 「Eight/Supersilent」(rune grammofon)。8曲68分。Arve Henriksen(tp,vo,electronics,ds)Ståle Storløkken(key,syn)Jarle Vespestad(ds)Helge Sten(audio virus,g) 実は今まで、スーパーサイレントを聴かずに過ごしてきた(とい…

シュトックハウゼン

ドイツの作曲家、カールハインツ・シュトックハウゼンが亡くなったのだそうで。 というわけで、ぼくは門外漢ではあるのだが、唯一持っている彼のアルバムを聴いている。なんとも懐かしい感じのする電子音楽。 シュトックハウゼンと言えば、マイルス・デイヴ…

Don Pullen / George Adams Quartet

Peter Kowald/Ken Vandermark Duo

短いけれど。 Peter Kowald - Off The Road/Chicago Improvisations (2007, RogueArt) Peter Kowald : bass Ken Vandermark : bass clarinet Recording at Uberstudio 2001