あうとわ~ど・ばうんど

2014年ベスト

ミュージシャンとレーベルのダブりを避ける方針は例年通り。

輸入盤

Sauna Session

Sauna Session

Piero Bittolo Bon(as, mighty contrabass dubstep pocket reed trumpet, no input electronics) Peter Evans(tp, piccolo trumpet) Simone Massaron(electric & acoustic guitars, fretless guitar, lapsteel guitar, effects) Glauco Benedetti(tuba) Tommaso Cappellato(ds)
http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2014/05/14/024628


Plymouth

Plymouth

Jamie Saft(p, org) Joe Morris(elg) Mary Halvorson(elg) Chris Lightcap(elb) Gerald Cleaver(ds)
http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2014/06/21/192932


Mise En Abime

Mise En Abime

Steve Lehman(as, live electronics) Jonathan Finlayson(tp) Mark Shim(ts) Tim Albright(tb) Chris Dingman(vib) Jose Davila(tuba) Drew Gress(b) Tyshawn Sorey(ds)
http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2014/06/26/003645


今年も多作だったピーター・エヴァンズでどれか一枚となると、大好きなアルト奏者で直接メッセージをくれたPBBとの共演盤が適当だろう。PBBは今年日本に来る予定らしいが、こちらの都合もうまくつけばいいなあ。昨年は一枚も挙げなかったメアリー参加作は、この一大叙事詩的なアルバムを非常によく聴いた。残る一枚を、スティーヴ・リーマンか、マルク・デュクレか、ヴァンダーマークの箱か、ゴリラ・マスクか、迷いに迷ってリーマンにした。こうしてみると、3枚とも、フリーではなく、ポストジャズ的な作品がそろったことになる。


国内盤

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ノイズ中村クインテット / あけみよ…
ノイズ中村(司会, 歌, 物販) スガダイロー(p) 東保光(b, 歌) 服部マサツグ(ds, コーラス) 森孝介(バケツ, コーラス) トニー・チャンティ(vo)
http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2014/12/31/034856


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林栄一 小埜涼子 - Beyond The Dual
林栄一(as) 小埜涼子(as)
http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2014/11/16/025511


ソング・フォー・ビースト Song 4 Beasts

ソング・フォー・ビースト Song 4 Beasts

立花秀輝(as) 山口コーイチ(p) カイドーユタカ(b) 磯部潤(ds)
http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2014/05/06/165145


なんと、年末によく聴いていたノイズ中村クインテットを入れてしまった。ほかにはRabbitoo、PAK、加藤崇之さんと藤掛正隆さんのデュオ、山下洋輔さんとスガダイローさんのデュオ等が印象に残った。しかし、国内盤は最近、選ぶのに困るほどの枚数を聴いていないし、ミュージシャンも完全に偏ってしまっているので、来年以降もこの形で続けるかどうか思案のしどころである。


復刻・発掘盤

デュオ・ライブ1984

デュオ・ライブ1984

富樫雅彦(per) 高柳昌行(g)
http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2014/12/08/215727


Albert Ayler(sax) Gary Peacock(b) Sunny Murray(ds)
http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2014/11/24/145038


こちらも、わざわざ選ぶほど聴いていないので2枚にとどめる。


その他

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blacksheep 2D / ここがソノラマなら、きみはコバルト
http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2014/12/31/050711


「ここソノ」はこちらに入れることにする(そのおかげで、同レーベルのノイズ中村クインテットが国内盤で選ばれた)。

あとは、ブログでは非紹介の田中啓文さんの「ストーミー・ガール サキソフォンに棲む狐II (サキソフォンに棲む狐 2)」および「ウィンディ・ガール: サキソフォンに棲む狐 I (光文社文庫)」も外せない。

なお、昨年観たライブでは、魚群探知機(8月5日)、ペットボトルニンゲン(9月12日)、藤井郷子 KAZE(9月29日)、林栄一&小埜涼子(11月13日)が印象に残った。