あうとわ~ど・ばうんど

Kris Davis - Duopoly

これも twitter で気になったアルバム。CD+DVD を注文(10/12到着)しつつ、ボーナスデジタルトラックを聴く。


Kris Davis - Duopoly
(Pyroclastic Records, 2016)
Kris Davis(p) Bill Frisell(g) Julian Lage(g) Craig Taborn(p) Angelica Sanchez(p) Billy Drummond(ds) Marcus Gilmore(ds) Tim Berne(as) Don Byron(cl)


クリス・デイヴィスがさまざまなゲストを迎えたデュオ集だが、同じ楽器を2人ずつそろえた(ティムとドンは木管リード楽器としては同じ)ところが面白い。それでタイトルが「デュオ・ポリ」なのだろう。各デュオはジャケの順番通り、左→右で上から下に行き、さらに逆順で戻っていく。どの演奏も美しくスリリング、と感じた。私が最も印象に残ったのはティム・バーンとのデュオで、そういえば昔、林栄一さんが山下洋輔さんから聞いた話として、山下さんが「ウェイズ・オブ・タイム」(ちなみにこのアルバムは山下トリオ結成25周年記念盤と銘打たれているが、気づけばあと3年で50周年ですね)でティムと共演した時、ティムのことを『ニューヨークの林栄一』と感じたらしいのだが、本作におけるデュオを聴きながら突然そんなことを思いだしたりした。


参考(DVDの全映像と思われる)
https://vimeo.com/184521947