Peter Evans and Weasel Walter / Poisonous
さっそく聴いてみた。
Peter Evans and Weasel Walter / Poisonous
(ugEXPLODE Records, 2018)
Peter Evans (tp), Weasel Walter (ds)
うーむ、これはすごい。冒頭曲からして頭がおかしい。ピーターとウィーゼルのデュオが左右にいて、右側のデュオの演奏が少し遅れて左側でも展開される。つまりディレーでデュオ音源を重ねているのだろう、ととらえていると、左側のデュオが時々ちがうことをするから頭が混乱してしまう。2曲目以降、トランペット?と疑問符を付けたくなるような音とドラムの応酬が続き、5曲目には人力超速超絶デュオも聴かれる。アルバムタイトルが「有毒」であり、7曲はすべて毒キノコから命名されているものの、音楽としては中毒性はあっても生体毒性はありはしない、むしろ超絶美味なのだからすばらしい。
トレーラー付き試聴