あうとわ~ど・ばうんど

Interface

Camouflage Trio/Interface
Camouflage Trio/Interface/Steve Lehman's Camouflage Trio」(clean feed)を聴く。04年、全7曲72分。Steve Lehman(as,ss)Mark Dresser(b)Pheeroan akLaff(ds)。
今、かなり注目しているスティーヴ・リーマン。一昨年このアルバムを聴いたときはホント、メッチャクチャ驚いた。20代の若手アルト侍が、マーク・ドレッサーとフェローン・アクラフ2人の胸を借りて、などという甘っちょろいものでなく「食ってかかる」といった表現がぴったりの激しいプレイを展開している。
特に①「Structural Fire」②「Hamlet」⑤「Rison」といった曲で、サックスの音はまだ線が若干細いものの、M-BASE似で異物感たっぷりの怪しいジグザグフレージングでアグレッシヴに突進していく。実に爽快。スティーヴ・コールマン以後を担う、期待の演奏家だ。