あうとわ~ど・ばうんど

African Exchange Student

久々に「African Exchange Student/Kenny Garrett」(atlantic)を聴く。90年、全11曲67分。Garrett(as,fl,vo)Mulgrew Miller(p)Charnett Moffett(b)Tony Reedus(ds)Ron Carter(b)Elvin Jones(ds)etc.
African Exchange Student
以前にも書いたことがあるが、ケニー・ギャレットは、ぼくのオーソドックス系ジャズにおけるアイドルだった。このアルバムが初めて聴いたギャレットのアルバムで、すぐに好きになり、「Pursuance: Music of John Coltrane」までリアルタイムで追いかけた(その後も惰性で買っているが)。
やっぱり①「Ja-Hed」にトドメを刺す。何度聴いてもワクワクする。チャーネット・モフェット(妄想だが、ギャレットとモフェットがいつもつるんでるのは、名前が韻を踏んでるからだと思う)のランニングに続いて、マルグリュー・ミラーが切り込み、ひとしきりやったあとギャレットがフワッと舞い降りる。しびれるなあ。おまけにこのソロのなんてカッコイイこと。何度繰り返し聴いたか。
他に好きなところでは、②「Mack The Knife」。昔、スケール・アウトのお手本にさせてもらった。ここでのギャレット・フレーズの分析結果を勝手に発展(飛躍)させ、独自理論(らしきもの)をでっちあげたが、その内容は恥ずかしいので書かない。ちなみに、⑥「Straight Street」は、大学1年時の学祭だったか定演だったかで候補曲に挙げたら、周囲に「おまえには無理」と即座に却下されたっけ。
うーむ、いろんなことを思い出す。