あうとわ~ど・ばうんど

Locus Solus

ものすご〜く久しぶりに「Locus SolusJohn Zorn」を聴いた。全38曲69分。
83年、ジョン・ゾーンがバリバリのポストモダニストだった頃の作品。5組のトリオを収録。それぞれにパンキッシュな演奏が続くが、1曲が2分前後とコンパクトで聴きやすい。
現在もグループLocus Solusとして活動するアート・リンゼーとアントン・フィアーとのトリオは、リンゼーのギター&シャウトとフィアーの凶暴ドラムが交ざり合ってとても素晴らしいし、かつての盟友ウェイン・ホーヴィッツとイクエ・モリとのトリオも、ホーヴィッツのオルガン&エレクトロニクスが神秘的空間を生み出していて捨てがたい。
が、何と言っても、ウィズ・キッド(ターンテーブル)とM.E.ミラー(ドラム)とのトリオが一番好き。超ノイジーな凶悪サウンドは、日常の疲れを癒してくれる(いや、ホントに)。