あうとわ~ど・ばうんど

Life Time

Life Time/明田川荘之斎藤徹DUO」を(今頃ようやく)聴いた。2枚組全7曲103分。
録音時のライヴを真空パックにしたような作品。アケタのピアノ、オカリーナ、うなり声は基本的にいつも通り。だが、斎藤徹のベースがやはりすばらしい。音楽の場面場面で千万無量の変化を繰り返しつつ、ものすごく包容力があって、深い。全篇にわたって至芸を楽しむことができる。曲単位では、アケタがあまり情緒に流されず硬派なアドリブを取っている2枚目最終曲「Aketa's Blues」が印象に残った。