2018-01-01から1年間の記事一覧
pi recordings の新作が届いている。3 Times Round (feat. Steve Lehman, Bryan Settles, Matt Mitchell, John Hebert & Craig Weinrib)アーティスト: Jonathan Finlayson出版社/メーカー: Pi Recordings発売日: 2018/10/05メディア: MP3 ダウンロードこの商…
JazzTokyo誌最新号、Jazz Right Now連載第33回ジェシカ・アッカリー・インタビューに連動して、彼女の昨年の傑作アルバム『Coalesce』についてレビューを寄稿しました。彼女の名がさらに広まる一助になれば幸いです。(昨年12月28日参照) jazztokyo.org
JazzTokyo 誌の特集「ピーター・エヴァンス」。先日の予告通り、最新246号では齊藤聡さん、剛田武さんとともに JAZZ ART せんがわ 2018 における彼の2日間のステージについて、クロスレビューを行っています。ご一読ください。 jazztokyo.org
英国のサックス奏者ティム・ヒルが主宰するレーベルから『ノイズを食らう怪物たち』の第2作が出ている。(前作は1月9日、および2月1日参照)Monster Munch - a Noise Eating Monsters taster by The Noise Eating Monsters A Noise Eating Monsters taster …
Ayler Records からマルク・デュクレ(g) の新作が出ている。Chez Hélène by Joëlle Léandre & Marc Ducret Joëlle Léandre & Marc Ducret / Chez Hélène (Ayler Records, 2018) Marc Ducret (elg), Joëlle Léandre (b) 今年5月のライブ録音。タイトルはエ…
マーズ・ウィリアムス参加の新作が出ている。Stroboscope by The Bridge SessionsStroboscope | The Bridge Sessions (Bridge Sessions, 2018) Larry Ochs (ts, ss), Mars Williams (saxes, toys), Julien Desprez (elg), Mathieu Sourisseau (acoustic ba…
初来日中のピーター・エヴァンスが、ツアーで先行発売しているソロアルバム。The Veil by Peter Evans Peter Evans / The Veil(More Is More Records) Peter Evans - Solo Trumpet ピーターのソロ演奏とは「自分の発展や成長を試す鏡」なのだそうだが、ツ…
Sakata Nabatov Seo Moore / Not Seeing Is A Flower (Leo Records, 2018) Akira Sakata (as, cl, vo, perc), Simon Nabatov (p), Takashi Seo (b), Darren Moore (ds, perc) 昨年11月、サイモン・ナバトフが単身来日、坂田明さんらとのカルテットで1週間…
来日が目前に迫ったピーター・エヴァンスの新譜が出ている。Syllogistic Moments by Peter Evans & Barry GuyPeter Evans & Barry Guy / Syllogistic Moments (Maya Recordings, 2018) Peter Evans (tp), Barry Guy (b) ヨーロッパ即興ベーシストの巨人、…
JazzTokyo 誌245号には、『Kyoko Kitamura’s Tidepool Fauna / Protean Labyrinth』のレビューも寄稿しています。ご一読いただければ幸いです。jazztokyo.org
JazzTokyo 誌の特集「ピーター・エヴァンス」。最新245号では齊藤聡さん、剛田武さんとともに、ピーターのディスコグラフィーを振り返るカタログミニレビューを担当しました。各人5枚、計15枚を取り上げ、私は前書きも担当しています。jazztokyo.org2週間…
First Thirst: Live At Cave 12アーティスト: 坂田明/ Nicolas Field出版社/メーカー: Not Two Records発売日: 2018/07/11メディア: CDこの商品を含むブログを見るAkira Sakata (as, cl, vo), Nicolas Field (ds) なにゆえ10年も前のライブ音源が突然リリー…
No-Exit Corner by Ken Vandermark / Klaus Kugel / Mark Tokar Escalator : Vandermark / Kugel / Tokar - No-Exit Corner (Not Two Records, 2018) Ken Vandermark (ts, cl), Klaus Kugel (ds, perc), Mark Tokar (b) かつてほどのヴァンダーマーク熱は…
19日、札幌ジェリコで、吉田野乃子&塚原義弘デュオのライブを観た。単発セッションではなく、新たなユニットによる初ライブとのこと。しかしデビューを見届けた観客が、演奏者と同じ2人だったのは残念だ。このデュオは最近の野乃子ちゃんのプロジェクトの…
未聴だったスティーヴ・リーマンの公式初録音アルバムをついに入手した。(ネットで大きなサイズのものが拾えなかったので、ジャケを直接撮影したがかなり草臥れている。プラケースも壊れていたし…) Kevin O'Neil / Sous Rature (Barking Hoop Records, 20…
Untitled: Afterアーティスト: Catherine Sikora & Brian出版社/メーカー: Chaikin発売日: 2018/08/02メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見るCatherine Sikora (ts, ss), Brian Chase (ds) キャサリン・シコラの新作を聴く。彼女の音楽を聴くのは Re…
Avert Your I by Barker Trio Barker Trio / Avert Your I (Astral Spirits, 2018) Michael Foster (ts, ss, electronics) ,Tim Dahl (b), Andrew Barker (ds, synth, electronics) マイケル・フォスターが参加する Barker Trio の新作を聴く(グループと…
Eryu by Ryoko Ono - Yong Yandsen Ryoko Ono - Yong Yandsen / Eryu (Off, 2018) Yong Yandsen 杨延升 (ts), Ryoko Ono 小埜涼子 (as) 小埜涼子さんの NEWDUO シリーズ(006)に続き、ベルギーの Off レーベルからもヨン・ヤンセンとのデュオが出ている。…
イングリッド・ラウブロック(長く「ラブロック」と表記してきたが、ある動画で彼女自身が「u」をわりと強めに発音していたので、こう表記する。余談だが、彼女と共演歴のある吉田野乃子さんは「イングリッドちゃん」と呼ぶ)に直接注文していたCDが届く。…
Skirl Records の新作が届く。 Sean Moran - Sun Tiger (Skirl Records, 2018) Sean Moran (g), Hank Roberts (cello), Vinnie Sperrazza (ds) 大愛聴盤である「Hank Roberts / Green (Spkg)」(08年4月15日、12月30日参照)と同じ編成であるのを見て、試…
NoBusiness Records からの発掘新譜を聴く。 Kaoru Abe / Sabu Toyozumi - Mannyoka (NoBusiness Records, 2018, 1978) 阿部薫 (as, ss, sopranino), 豊住芳三郎 (ds, perc) 阿部薫が死去した1978年の音源。音質は悪くない(良くもないが)。 わたしは阿部…
メアリーの新譜が立て続けに届いた。Maid With The Flaxen Hairアーティスト: Mary Halvorson出版社/メーカー: Tzadik発売日: 2018/07/26メディア: CDこの商品を含むブログを見るMary Halvorson (g), Bill Frisell (g) ビル・フリゼールとのデュオだが、契約…
正式発売は9月7日とされているが、注文したら1カ月以上前にCDが届いた。Seed Triangular by Robbie Lee and Mary Halvorson Robbie Lee & Mary Halvorson / Seed Triangular (New Amsterdam Records, 2018) Mary Halvorson: 18-string Knutsen harp g…
忙しさにかまけていたら、またしても間があいてしまった。なにしろ週末に更新される JazzTokyo 最新号にも、昨年の初寄稿以来初めて寄稿しなかったぐらいである(なんか変な言葉遣いだ)。が、本職のほうがようやく落ち着いたので、また少しずつ再開していこ…
先月30日の ONJQ 札幌ライブの物販にて購入。 Gush! / Boléro (mizmzic, 2018) 加藤崇之 (g) 水谷浩章 (b) 芳垣安洋 (ds) 意外と言っては失礼だが、発売情報を知ったときに思わず予想したサウンドとはかなり違って、温かく、美しく、優しく、滋味深いジャ…
告知が遅れましたが、JazzTokyo 誌 243号に、『Cory Smythe & Peter Evans / Weatherbird』のレビューが掲載されています。6月3日の記事のリライトです。jazztokyo.org
エリック・ドルフィーの命日に、なぜかジョン・コルトレーンの未発表録音が発売された。(本来なら、出る出ると、情報ばかり先行しているダグラス・セッションの未発表録音をリリースすべきだろう)ザ・ロスト・アルバム (デラックス・エディション)(UHQ-CD…
エリック・ドルフィー。1964年6月29日、西ベルリンにて死去。 ドルフィーは生前、西ベルリンを3回訪れている。1回目は1961年8月だ。www.youtube.comこの『Berlin Concerts』が録音されたのは1961年8月30日。なおこの直前の8月13日、東ドイツが東西ベルリ…
サボっていた(当人の心の中では必ずしもそうでないつもりだが、説明が面倒なので、そういうことにしておく)間に、6月も終わろうとしている。こう間隔があいてしまうと、まとまった文章を書くのもすっかり億劫になってしまっているのだけれど、少しずつリ…
半月ほど放置してしまっていたが、この日は(ネタが何もなくても)更新して、居住まいを正さねばなるまい。YoTube で思いつくままにドルフィーの音源を聴いていたが、こうして並べてみると、やはりアルトが多い。音を吹きのばす時の『塩からい』ような感覚が…