あうとわ~ど・ばうんど

Chicago Octet/Tentet

半年ほど前に「American Landscapes」2作品(6月23日参照)を同時リリースしたばかりというのに、ペーター・ブロッツマン率いるシカゴ・テンテットが今年3枚目となる新作を出した。
タイトルは「At Molde 2007」。この動画7月25日参照)のライヴ作品のようだ。
が、ぼくはまだ入手していない(笑)。
しかし、最近リプレスされたらしい98年リリースの3枚組みを、ついに手に入れることができた。
The Chicago Octet/Tentet」(okka disk)。12曲211分。
これは素晴らしい。
怒涛のサックス陣。ブロッツマン、マーズ・ウィリアムス、ヴァンダーマーク、マツ・グスタフソンが吼えるわ叫ぶわ呻くわ切れまくるわ。
傑作である。
いや。名盤である。
これを聴いて、血が熱くたぎらない輩はジャズを聴く資格なし!(と言い切りたい気分だが、根が小心者なのでそんな大それたこと言えない。笑)


おまけ。
このグループとは関係ないが、ライナーノーツで触れられているチャールズ・ゲイル、フランク・ライト、ジャミール・ムーンドク、デヴィッド・S・ウェアがフロントに並んだ『Peter Brötzmann Ensemble』の映像(出典はDVD「Rising Tones Cross」。一昨年11月28日参照)。