あうとわ~ど・ばうんど

Woody Shaw & Louis Hayes / The Tour Volume Two

昨年、鮮烈な印象を残したウディ・ショウの発掘盤第2弾を聴く。

The Tour

The Tour

Woody Shaw(tp) Junior Cook(ts) René McLean(ts) Ronnie Mathews(p) Stafford James(b) Louis Hayes(ds)


前作が1976年3月22日のライブだったのに対し、3~4月の別日のライブからセレクトされている(一曲だけテナーがルネ・マクリーンのトラックが入っていて、なぜかこれは翌77年4月の演奏)。また、前作とは対照的にいわゆる有名スタンダードが中心の選曲で、個人的好みを言えば圧倒的に前作に分があるものの、絶頂期のショウのプレイに欠点はありようもない。主流派系の好きなアマチュア・ジャズプレイヤーたちにとっても良質なお手本だろう。