The Cookers - The Call Of The Wild And Peaceful Heart
先日、地元レコ店に立ち寄ったら、なぜか Smoke Sessions Records が全作そろっていて(再入荷というやつか?)、気が向いて購入した。
- アーティスト: COOKERS
- 出版社/メーカー: SMO
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: CD
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グループはトランペットのデヴィッド・ワイスがベテランプレイヤーを迎えたプロジェクトで、ビリー・ハーパー聴きたさにしばらく追いかけたが、2、3枚ほど聴いたところでもういいやという気分になっていた。本作は5枚目にあたるらしい。全8曲の内訳は、ハーパー作3曲、ケイブルス作2曲、マクビー作1曲、ハート作2曲、という構成。ハーパーの3曲はタイトル曲のほか、「If One Could Only See」「Thy Will Be Done」とお馴染みの曲で、他の曲はよく知らないが、まあ似たようなものなのだろう。目当てのハーパーは、ワンホーンアルバムでは一本調子なところが目立つのが玉に瑕だけれど、こういう多管編成ではそういった面はあまり気にならないというか、存在感は一頭地を抜いていて、やはりたいしたものである。もっともアルバム全体を通してみると、ベテラン達ならではの安定感といえば聞こえはいいけれど、様式美というか、お約束というか、そういう部分が耳についてしまうのが致し方ないところで、それが聴かなくなった理由でもあるのだが。
EPK
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