Akira Sakata / Giovanni Di Domenico / Roger Turner / John Edwards 15.01.14
次はこれ。
Akira Sakata / Giovanni Di Domenico / Roger Turner / John Edwards 15.01.14
(OTOROKU)
Akira Sakata(as, cl, vo, etc.) Giovanni Di Domenico(p) Roger Turner(ds) John Edwards(b)
実はこのアルバム、ちょっと謎がある。2014年1月15日、Cafe OTO で録音されたということは、Clamshell Records から出ている「Live at Cafe OTO」(15年9月12日参照)と同じで、両者ともに「貝殻節」が演奏されている。では同じ内容なのかと言われれば、そうとも言えず、「Live at Cafe OTO」はタイトル無しの1曲40分、こちらのDLアルバムが2曲計43分で1曲目(39分)が「Kaigara-Bushi (Cafe OTO version)」とクレジットされている。
ということは、同じ録音素材を用いて「別曲」に仕立て上げられている、だけのことではないかと言えそう(そんな気がする)だが、最大の謎はドラマーが違っていて、こちらはロジャー・ターナー、「Live at Cafe OTO」はスティーヴ・ノーブルがクレジットされている。果たしてどちらかが間違っているのか、ドラマーを替えて同じ曲を演奏したのか、ミックス&マスターが違いすぎて私の馬鹿耳ではよく判別できないので、誰か教えてほしい(苦笑)。
もっとも、両者どちらの演奏が好きかと言われると、圧倒的にこちらのDLアルバムに軍配を上げる。チャールズ・ゲイルの項でも述べたが、音がとても良い。坂田さんのアルトやクラ、ヴォイスまで非常に生々しく迫ってくる。坂田さんも70歳を超えているが、ゲイル同様、いつまでも雄々しくブロウし続けてもらいたい。
試聴
参考動画(同時期の演奏。ベースとドラムは異なる)
坂田明さんの過去記事一覧(旧ブログ)