Marc Ducret Trio+3 - Métatonal
マルク・デュクレの新作が、レーベル直販で届く。
Marc Ducret Trio+3 - Métatonal
(Ayler Records, 2015)
Marc Ducret(elg) Bruno Chevillon(b) Eric Echampard(ds) Fabrice Martinez(tp) Christophe Monniot(sax) Samuel Blaser(tb)
ブルーノ・シュヴィヨン、エリック・エシャンパールとのトリオ名義では、約10年ぶり(?)のアルバム。3管が加わっているもののサウンドにバリエーションを与える役割というか、タイトル通りに演奏の中心を担っているのはトリオであって、トリオによる音のみが鳴っていることが多く、変幻自在複雑怪奇な異形グルーヴは健在と感じる。かっこいい。もっとも3管はサウンドのバリエーションと述べたが、彼らのソロがフィーチャーされる曲もあって、中でもクリストフ・モニオは初聴(たぶん)だったけれど、その妙てけれんな個性は気に入った(どこかティム・バーンを思い出させる部分もある)。
参考動画(本作はこの動画を含むライブからの録音)
参照
マルク・デュクレの過去記事アーカイヴ(旧ブログ)