David S. Ware / Live at Jazzfestival Saalfelden 2011
すっかり月イチブログと化してしまった。
もちろんこの間にもCDはいろいろ届いていて、一枚届いて即座に聴いてみるとたいへんな良盤で、そうなるとしばらくはそればかり聴き続ける、という因果な性格も相まり、その間に未聴CDがたまっていった。*ある程度たつと次のCDに手をつけるのだが、これまたたいへんな良盤で、そうなるとやっぱりしばらくはそれを聴き続けることになり、その間にやっぱり未聴CDがたまっていく。**ある程度たつと以前に聴いた良盤がまた聴きたくなり、そうなるとやっぱりしばらく聴き続けることになり、その間に未聴CDがたまる。そして*と**にランダムに戻る。という状態に陥ってしまっていて、現在目の前には20数枚のCDが積まれてしまっている。
以前は*や**に戻る前に、マメにブログを書いていたものだが、そうか、あれには何事もズルズル引き延ばしてしまう自分に『区切り』を付けさせる効果もあったのか。と今さらながらに気づいた。
よし、少しはブログのペースを上げよう、というわけで最近のヘビロテはこれ。
Live at Jazzfestival Saalfelden 2011
- アーティスト: David S. Ware & Planetary Unknown
- 出版社/メーカー: Aum Fidelity
- 発売日: 2012/07/10
- メディア: CD
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復帰後も旺盛なリリースが続くデヴィッド・S・ウェアの新作。ピアノにクーパー・ムーアを迎えた新ユニット(というか、かなり昔から、ウィリアム・パーカーのベースさえあれば他のメンバーはどうでも良く、ある意味、ずっと同じグループなのだと考えられなくもない)による昨年の「Planetary Unknown」に続く2作目で、前作タイトルがそのままグループ名となっている。
前作がスタジオ録音だったのに対し、今作はライブ盤(音レベル少し低い?)。1曲目から30分を超える狂乱ステージ。黒くぶっとくトグロ巻くウェアのテナーに、寄り添い絡み付き反発し時に先回りを仕掛けるようなクーパー・ムーアのピアノもいい。この新カルテットにもまた、前カルテットのような高みを極めてほしいと願う。切に。
参照)前作の1曲目。