あうとわ~ど・ばうんど

工藤兄弟

昨日は第1土曜日。だが、恒例の櫻井バンド月例会を欠席して、札幌JAMUSICAへ。

KUDO BROTHERS TOUR 2008 〜SHOW YOU OUR SOUL〜
工藤精(b) 工藤悠(ds) 高柳真衣子(p) 島谷佳代(as) 菅原昇司(tb)

工藤兄弟の帰省ライブ。馴染み深い人たちが最も多く出演するこの日を選択した。そもそも工藤悠がジャズ研の後輩で、高柳はその同期、島谷はその下の後輩、工藤精は別の大学だったが弟の悠に連れられ遊びに来て、同い年だったこともあり仲良くなった(と、勝手に思ってるだけかもしれないが)。という間柄。
客席もOB会状態で、その中では自分が一番上だろう、と思っていたら、彼らを直接は知らない自分より上のOBまでいた(なんと、10年ぶりにS出氏に会ってしまった。笑)ので驚いた。
ぼくがふだんはあまり観ないタイプの(つまり、いわゆるジャズっぽい。苦笑)ライブだったが、良かったですね。ラスト曲、悠のオリジナル「友達」での熱のこもったドラムソロもしびれたが、特に良かったのが第2部の「All The Things You Are」(そういえばこの曲、工藤精に初めて会ったときデュオでジャムったことなんか思い出した)。島谷の無伴奏ソロから逼迫感のあるアドリブ。高柳の微妙にずらしながら盛り上げてゆくソロ。工藤兄弟による魂の小節交換・・・。かつての仲間たちの熱い演奏を聴くと、ありきたりな表現だけれどやっぱり、こちらの胸も熱くさせられる。