あうとわ~ど・ばうんど

森山威男トリオ

昨夜は、森山威男トリオを聴きに、札幌ジッピーホールへ(考えてみると、ジッピーに行ったのは約10年ぶり。そんなに経つのかぁ)。
森山威男(ds)林栄一(as)望月英明(b)。なかなか希少な編成。
オープニングが「Brother」で、2曲目に思い出(8月28日参照。笑)の「Over the Rainbow」。次が林栄一のオリジナル曲で、これが実によかった。森山のドラムは、音が瞬時に垂直にそそり立ったかと思うと、間髪入れず放射状に噴き出してくる。こんなドラム、ほかにはない。林栄一のサックスの音というのもまったくその通りで、2人の放射がぶつかり合って異次元空間が生まれた。ような気がした。これで第1部が終了。
第2部は、意外にもスタンダード中心。「Softly as in a Morning Sunrise」から、コルトレーンふうテーマの「Greensleeves」、次いで「Sunrise」、「Hush-A-Bye」「Body and Soul」。何度も身悶えた。すべて終了して2時間ぐらいのコンパクトなものでしたが、中味の詰まった好ライヴでしたね。ぽんこさん、ありがとうございました!