あうとわ~ど・ばうんど

scorch trio live in finland

こりゃまたスゴイ(笑)。「scorch trio live in finland」。5曲49分。Raoul Björkenheim(elg,el-viola)Ingebrigt Håker Flaten(elb,electronics)Paal Nilssen-Love(ds,per)。
凶暴ギタートリオによる06年のライヴ。今秋の欧州ツアー用400枚限定品(CD-R)らしいのだが、よく分からない(なにしろ、MySpaceにもビョーケンハイムのディスコグラフィーにもニルセンラヴのディスコグラフィーにもフラーテンのディスコグラフィーにも載っていない)。先週の来日のときに入荷したのかな?
Rune Grammofonでの正規品と比べると、ミックスが粗い感じがする。が、よくできたブートのような、と言うと語弊があるかもしれないけれど、臨場感たっぷりで非常に生々しく、演奏も最高だ。(昨年8月18日参照)



ニルセンラヴがらみでは、「Stalk/Lasse Marhaug, Paal Nilssen-Love」(PNL)も入手。6曲38分。PNLとは、ニルセンラヴの個人レーベルであろうか?
これも強烈である(笑)。Lasse Marhaug は北欧ノイズの帝王と呼ばれているそうだが、以前、そんなこと知らずSmalltown Superjazzzから出ていたので買った「Alive」は、ぼくと言えどもさすがに聴き通すのは拷問だった。のだけれど本作は時にユーモアも感じさせ、とても聴きやすい。