2006-11-26 Black Orfeus 新譜 聴いたら危険 「黒いオルフェ/明田川荘之」(aketa's disk)。全6曲60分。アケタ(p)。 味噌と醤油の薫りがする和の鉄人ピアニスト、アケタのソロ作。独特の哀感はいささかもブレない。数限りないオリジナルがあって、煎じ詰めればどの曲も雰囲気は大体同じ(笑)、ということではあるけれど、そこが彼の長所である。本作も、うわっすげー、という演奏ではないが、グイッと引き込まれる瞬間は多い。③「りぶるブルース」④タイトル曲がよかった。 などと書いていたが、気づけば大好きな盤になっていた(08年3月31日)。