The Magic of Ju-Ju

4日前にも、ちょこっと触れたのだが。「The Magic of Ju-Ju／Archie Shepp」(impulse!)。67年、全4曲35分。Shepp(ts)Martin Banks(tp,flh)Michael Zwerin(tp,tb)Reggie Workman(b)Beaver Harris(ds)Norman Connor(ds)Ed Blackwell(rhythm logs)Frank Charles(talking ds)Dennis Charles(per)。
18分に及ぶ①タイトル曲が、やはり白眉。最後の1分間、とってつけたようなエンディングが個人的には不満だが、それまでの17分間はイイ。というのが前振りで、ここからは話が完全にそれたまま元に戻らないけど、本作でトロンボーンを吹いている(ことになっている)Mike Zwerin。この人、マイルス「The Complete Birth of the Cool」に収録されてる48年9月の『ロイヤル・ルースト』ライヴにも参加してなかったか。うん、そうだ、間違いない。ま、どちらも、ほとんど印象には残らないが。ちなみにこの人、ジャズライターでもあって、「マイルス・デイビス―没後10年 (KAWADE夢ムック)」(河出書房新社、01年)に掲載されている諸岡敏行編訳のエッセイ「マイルスとマイク　これって友達関係」、こちらはとっても印象的で、面白いよね(笑)。