New Horse for the White House (1)
昨日、旧作を紹介したら、なんと今日、ヴァンダーマークがらみの新譜が届いてしまった。「New Horse for the White House/Territory Band-5」(okka)。Johannes Bauer(tb)Axel Doerner(tp)Per-Ake Holmlander(tuba)Lasse Marhaug(electronics)Paul Lytton(per)Paul Nilssen-Love(per)Jim Baker(p)Fredrik Ljungkvist(ts,cl)Dave Rempis(as,ts)Ken Vandermark(bs,cl,bcl)Kent Kessler(b)Fred Lonberg-Holm(cello)。
ヴァンダーマーク率いる、シカゴ・北欧混合オールスターフリージャズオーケストラ(1日の「Hidros One」とも、かなりメンバーがダブっている)。昨年10月ドイツで吹き込まれたスタジオ作品2枚と、ドナウエッシンゲンのライヴ1枚の、計3枚組み(計8曲156分)。ちなみに、ケースは2CD用であって、そこに何とも強引に3枚目が入っているのだが、どう強引なのか興味のある人は、自分で買って確かめてください(笑)。
実は、あまり時間がなくて、まだスタジオ音源の2枚しか聴いていないのだが、もはや言ってしまおう。これは傑作である。その魅力を説明するのは骨が折れるというか、完全にぼくの能力を超えているのだが、各曲ともさまざまな展開、いろいろな仕掛け、そして不良ジャズマンたちの超絶ソロが集まり興奮必至。これこそジャズだ(フツーの説明だなー)。とにかく。聴けば分かる(笑)。
3枚目のライヴについては、また明日。
といったところで、なんというタイミングか。昨日取り上げたFMEの新作が出た、という情報が飛び込んできた。これまた、国内入荷が非常に楽しみだ。