あうとわ~ど・ばうんど

Sound Grammar

Sound Grammar
ようやく届いた。「Sound GrammarOrnette Coleman」(sound grammar)。全9曲59分。Ornette(as,vln,tp)Denardo Coleman(ds,per)Greg Cohen(b)Tony Falanga(b)。
昨年10月のドイツ公演。①「Intro」。司会者がメンバー紹介する(でも、なぜ英語なんだろう?)。会場は熱気に満ちている。オーネットが登場するや、ものすごい拍手だ。そうそう。東京でもこんな感じだった。もう半年前なのかー、早いなー、と思う間もなく②「Jordan」が始まる。く〜っ。
泣ける③「Sleep Talking」、軽快な④「Turnaround」⑤「Matador」⑦「Call to Duty」・・・といった曲たちもよいが、やっぱりベストは最終曲「Song X」。オーネットのアルトの濃い音はもちろん、東京公演で見直したヴァイオリン、分厚い2ベースも素晴らしい。ただし。勝手な印象で言うと、日本公演のほうがよかった気がする。だが、まあいい。とにかく10年ぶりの新譜を、これからとことん味わうことにしよう。