Air Song
最近、中古CDをまとめて購入。その一枚から。「エアー・ソング/エアー」(whynot)。75年、全4曲49分。Henry Threadgill(ts,bs,as,fl)Fred Hopkins(b)Steve McCall(per)。
えっ!? と驚かれるかも知れないが、実は初めて聴いた(と思う)。で、想像していたよりポップだなあ、というのが印象。①「Untitled Tango」のテナーはスウィンギーだし、②「Great Body of the Riddle or Where Were The Dodge Boys When My Clay Started to Slide」(長いタイトルだなー)のバリトンによるフリーも自然に音が流れていくし、タイトル曲④の幽玄なフルートにも吸い寄せられる。
最も気に入ったのは③「Dance of the Beast」。このアルトサックスに参った。すみません今日も暴言吐かせてもらいますが、なんだかものすごく気持ちがよく分かる(気がする)。ああ、昔は(というか最近まで)自分もこんな感じのフレーズよく吹いてたよなー。などと、スレッギルの足元には遥か及ばないながら、勝手に共感した。