Intermission

若い頃(20歳前後)に比べ、音楽に簡単に没入しにくくなっている自分に気づく。
かつては、最初の一音に衝撃を受け、その世界観に我を忘れ時間を忘れのめり込むということが、よくあった(ような気がする)。最近は、そういうことがあまりない。いい音楽が減った、というのでなく(印象としてはむしろ増えてる気がする。ま、経済的理由で聴く種類が増えたのはあるだろう。ただ、聴く時間が物理的に減った気がするけれど)、音楽の聴き方聞こえ方が変わってきたようなのだ。
最近は、超おもしれー、とか思いながら聴いていても、途中意外とボーっとしていたり、別のことを考えていたりする(それでたまに「おっとっと」と戻るボタンを押す)。どんな音楽も、いろんなことを考えさせずに思い出させずにおかない。これが成熟なのだか、老化なのだか、単なる惰性なのだか、よく分からない。
うーむ、自分でも何が書きたいのだかよく分からないが、最近音楽を聴きながらそんなことを考えた。