あうとわ~ど・ばうんど

Lenox Avenue Breakdown

本日もブラック系で。「Lenox Avenue Breakdown/Arthur Blythe」。79年、全4曲40分。Blythe(as)James Newton(fl)James “Blood” Ulmer(g)Cecil McBee(b)Jack DeJohnette(ds)Guilermo Franco(per)。
好きな曲は、タイトル曲②と③「Slidin' Through」。ブライスのぶっとくて伸びやかなトーンは、いいよなあ。ジェームズ・ニュートンのフルートもアグレッシヴだし、バッキングなんだかソロなんだかよく分からないウルマーのギターもいい味を出しているし、デジョネットのトラップドラムもアクセントが利いている。
このアルバム、ぼくは、ブライス版『オン・ザ・コーナー』と捉えている(別に『オン・ザ・コーナー』に似ているとか影響を受けているというつもりは毛頭ない。タイトルから連想しただけの比喩です)。ところで、ジャケット絵のサックス型ビル。マウスピース部分がラバーっぽいけど、ブライスはメタル・ユーザーのはずだが。ま、そんなことはどうでもいいか。