あうとわ~ど・ばうんど

New York

昨日名前が出たついで、オーケストラつながりで(?)「New York/George Russell & The Living Time Orchestra」。全7曲65分。88年、東京での日米混成オーケストラによるライヴ。
ひさ〜〜〜しぶりに聴いたが、リディアン・クロマチック・コンセプトに基づく(であろう)サウンドが、いまだにごく普通のコンテンポラリービッグバンドにしか聴こえない。ライナーで武満徹高橋悠治が激賞している理由が良く分かりません。
曲単位では、④「Manhattan」の5分ごろから始まる縦横無尽なテナーソロがすばらしい。でも峰厚介なのかAndy Sheppardなのか分からず。おまけに、2人いるトロンボーンのどちらが松本治でどちらがRay Andersonなのか、シンセも2人いるがどちらが野力奏一でどちらがBrad Hatfieldなのか。あ、でも⑦「Electronic Sonata For Souls Loved By Nature」の2分30秒ぐらいから出るキレまくりのサックスはたぶん梅津和時バリトンだと思います。ただ、メッチャクチャ音域が高いのでテナーに聴こえなくもない。と思っていると8分20秒ごろにバスクラが出て、これも梅津に間違いなし。1曲の中で2回フィーチャーされているということでいいのでしょうか。
結論: うーむ、よく分からん(苦笑)