あうとわ~ど・ばうんど

Congotronics 2

26日に取り上げた「Congotoronics」の続篇、「Congotronics 2Buzz'N'Rumble From The Urb'N'Jungle」を購入。早速聴いてみる。うーん、なんじゃこりゃ、メッチャクチャ面白いぞ(笑)
全9曲63分。前作のKonono N゚1と、その周辺の6グループを収めたオムニバス。①②④はKasai Allstars。コンゴ南部のカサイ地方にある各種グループからメンバーを選抜、本来別の部族と合奏することなんてないのに、敢えてやらせてしまったのだとか。チャカポコ感が面白い。
他には、ラバンバみたいな③Sobanza Mimanisa。ポップというか、とても聴きやすい⑤Kisanzi Congo。アフリカ風ラップ?よく分からん、でも面白い⑥Masanka Sankayi。アコーディオンバンドネオン?)登場⑦Bolia We Ndenge。トランス感が圧倒的な⑧Basokin。そして、グルーヴがいや増した⑨Konono N゚1(丸数字以下はいずれもグループ名。曲名ではありません)と、多種多様な演奏が揃う。
オマケ(?)のDVDも必見。全6曲41分。本作に収められた演奏のストリートでのライヴ録音風景や、DVDのみ登場の1グループの演奏が収録されている。「ビッチェズ・ブリュー」や「ヴァージン・ビューティー」のジャケットから飛び出してきたようなダンサーたちの、CDでは分からない動きも確認できる。それにしても、アフリカに限らず熱い国の人たちは、どうしてあんなに見事に腰が動くのだろう。