あうとわ~ど・ばうんど

灰野敬二 ジョン・ブッチャー / 光 眩しからずや

CD、LP も出ているが、デジタル会員になっている OTOROKU にて DL を入手。

Light Never Bright Enough

Light Never Bright Enough

Keiji Haino (vo, g, fl) John Butcher (sax, feedback)


灰野敬二のどのアルバムだったか忘れたけど、一番最初に聴いた作品が「ああっこれは自分にはよくわからん」という経験だったせいか、彼に対しては未だにどうも苦手意識を持っているのだが、なーに怖がることなどありはしない(と、これは自分に言い聞かせているのだ)。本作はおととし7月、Cafe OTO におけるジョン・ブッチャーとの共演ライブだが、彼のエレクトリックギターは、弦が金属であることをあらためて実感させてくれる非常に生々しい響きであり、ブッチャーに伍して繊細で、かつ力強い。ブッチャーがサックス以外を扱う場面では、うっかりするとどっちがどっち?と思う瞬間も(まあ左右定位があるので、よっぽどうっかりしなければ、そんなことにはならないが)。


試聴