坂田明、ジム・オルーク、スガダイロー、山本達久
すでに3日経ってしまったが、9日は札幌くうへ。
坂田明 北海道ツアー 2015 with ジム・オルーク、スガダイロー、山本達久
坂田明(as, cl, vo) Jim O'Rourke(elb) スガダイロー(p) 山本達久(ds)
これは凄く面白かった! 事前に YouTube で坂田ジム山本トリオの凄絶な演奏を観ていて(下部参照)、そこにさらにスガ氏が加わるというのだから期待度は非常に高まっていたのだが、それを裏切らない快演だった。(ちなみに、この4人では東京でも一緒に演奏したことがなく、北海道ツアーが初お披露目だとのこと)
坂田さんの、絶叫に絶叫を重ねつつ激情が噴出し続けるアルトはやはり最高で、スガ氏のピアノもきらびやかで、ジムの(なぜかギターでなく)ベースもしなやか、メンバーの中では初めて生で観た山本氏のドラムも繊細かつドラマチックに盛り上げてくれた。
物販では、スガ氏を除くトリオによるツアー限定CDR(50枚限定)を入手。
大盛り上がりする展開よりも、インプロ的やり取りに焦点を当てたような構成になっているだけに、ライブでの興奮に較べると、小ぢんまりと聴こえてしまうのが残念なところ。
ほかにもう1枚、坂田さんの Cafe OTO でのライブ盤を遅ればせながら購入。
Akira Sakata – Giovanni di Domenico – John Edwards – Steve Noble / LIVE AT CAFÉ OTO (Clamshell Records, 2014)
Akira Sakata(as, cl, vo, bells, shakers) Giovanni di Domenico(p) John Edwards(b) Steve Noble(ds)
収録演奏は大盛り上がりが主体で、楽器編成からいって前記アルバムよりも、こちらの方がライブでの印象に近い。ので、こちらばかり聴いているw
参考動画