あうとわ~ど・ばうんど

Reggie Workman - Summit Conference

以前から聴いてみたいと思い、某通販サイトのショッピングカートに長く入れっ放しとなっていたが、先日のSightsongさんの日記を読んで、ようやく注文に踏み切った。

サミット・コンフェレンス

サミット・コンフェレンス

Reggie Workman(b) Andrew Hill(p) Sam Rivers(ts, ss, fl) Julian Priester(tb) Pheeroan akLaff(ds)


正直なところ、レジー・ワークマンのベース、というより、彼のグループワークがあまり好きでない。それが未購入のまま長く放置することになった遠因なのだが、そういう感情がなぜ生じたかと言うと、オリヴァー・レイクらとの「Trio 3」(他にアンドリュー・シリル)がピンとこなかったせいもある。

しかし、こうやって作品を聴いてみれば、アンドリュー・ヒルとサム・リヴァースの存在感に瞠目する。とくに、アンドリュー・ヒルが参加するとやはり、音楽にマジックがかかる。ドラえもんひみつ道具で喩えれば、「味のもとのもと」みたいなピアノというところだろうか(むろん、もとの素材はジャイアンシチューのような代物ではないが)。

そういえば、くだんの「Trio 3」は近く Intakt レーベルから、ヒルを敬愛している(に違いない)ヴィジェイ・アイヤーを迎えたアルバムをリリース予定(こちら参照)となっていて、これはぜひとも聴きたいと思っている。


参考動画