あうとわ~ど・ばうんど

Wilkinson Edwards Noble / Live at Cafe OTO

今月、来日する(が、行けません。北海道にも来てほしい…)英国のフリージャズサックス奏者アラン・ウィルキンソン

以前から聴いてみたいと思っていた、ジョン・エドワーズ、スティーヴ・ノブルとのトリオによるカフェ・オトでのライヴ盤を年末に入手していた。

Live at Cafe Oto

Live at Cafe Oto

Alan Wilkinson(as, bs, vo) John Edwards(b) Steve Noble(ds)

出発の合図のようにバリトンサックスの咆声が響き、続けてブレーキの壊れたダンプカー(古い!)のごとくウィルキンソンが突進していくが、ほどなくアルトサックスに持ち替えられる(30分に及ぶ1曲目は、その後バリトンサックスでサンドイッチにするように締められる)。

過去にも何度か書いているが、この人のアルトサックスは素晴らしく上手い。ではなく、旨い。音もさることながら、ソロの組み立てが非常に折り目正しきフリージャズである。短い2曲目(アンコール?)でもアルトが活躍する。