William Parker / Wood Flute Songs
11月に届いて以来、折に触れて聴いている。
Wood Flute Songs: Anthology/Live 2006-2012
- アーティスト: William Parker
- 出版社/メーカー: Aum Fidelity
- 発売日: 2013/11/12
- メディア: CD
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計8枚組。前半4枚がHamid Drake, Rob Brown, Lewis Barnesとのカルテット。後半4枚が、このカルテットに他メンバーを加えた、Septet, Creation Ensemble, Raining On THe Moon, In Order To Surviveというバンドが一枚ずつ、という構成。
パーカーは、フリージャズアルバムにその名を見出さずにいることが困難な「現代フリージャズの芯」(by 聴いたら危険! ジャズ入門 (アスキー新書))であるが、リーダー作となるとエリントンやカーティス・メイフィールドを取り上げるなど、現代フリージャズに留まらず、ジャズの伝統に立脚した、ジャズのぶっとい芯としての存在感が際立つ。
この8枚を聴いていると、チャールズ・ミンガスのグループであったり、オーネット・コールマンのオリジナルカルテットであったり、エリック・ドルフィーのグループであったり、さまざまな参照項が思い浮かび、これぞまさしくジャズである、との思いを強くする。
ちなみに、私自身は最少編成でハードボイルドなカルテットの演奏を、特に愛聴している。