あうとわ~ど・ばうんど

スガダイロートリオ / 刃文

上旬の発売と同時に入手して、折に触れて聴いているが、これはとても良い。

スガダイロートリオ / 刃文
Velvetsun Products, 2013
スガダイロー(p) 東保光(b) 服部マサツグ(ds)

黒船・ビギニング」以来4年ぶりの、全曲トリオ作品ということになるだろうか。
堂に入ったムーディージャズっぷりの「男はつらいよ」や、「キアズマ」を引用して疾走する「Epistrophy」みたいな演奏もあるが、タイトル曲や「蓮の花」(あの「蓮の花」ではない)、「Requiem」等、全体としてケレンの少ない非常にバランスのとれたアルバムに仕上がってる。
入手方法はライブ会場の手売りかベルベットサン、あるいは通販のみで店舗流通はないそうだ。