あうとわ~ど・ばうんど

Sunshine of My Soul

サンシャイン・オブ・マイ・ソウル (紙ジャケット仕様)
今月も、名盤の廉価再発に手が伸びる。
サンシャイン・オブ・マイ・ソウルジャッキー・バイアード」(prestige)。67年、6曲46分。Jaki Byard(p,g) David Izenzon(b)Elvin Jones(ds,tympani)
巷ではバイアードの最高傑作とも言われる本作。実は初めて聴いたのだが、いやまったく恐れ入りました。アンドリュー・ヒル晩年の作品を聴いた時と同じような衝撃。特に最終曲「Trendsition Zildjian」にはシビレまくり。
こんなに素晴らしいアルバムを知らなかっただなんて、驚きと、自分への失望と、でも知って良かった安堵があって、ああやっぱり自分は何にも分かっちゃいないんだなあ、と強く再認識する次第。
しかし、こういうCDが1,100円で買えるのだから、音楽の市場価値って何だろう?と考えてみたくなる。