あうとわ~ど・ばうんど

David Liebman & Richie Beirach

久々に聴く。「Mosaic Select」(mosaic records)。04年、3枚組み15曲226分。
3年前、このアルバムが出たと聴いて驚き、色めきたったという人もいるだろう(ぼくもその一人だ)。何しろ、ジャズ界最強タッグの一組にも数えられるリーブマンとバイラークがらみの未発表ライヴ音源が、ドカンと出たのだから。しかも驚いことに、ブルーノート系セッションが多い(イメージがある)「Mosaic Select」シリーズである。
1枚目は76年、サンフランシスコの名クラブ「キーストンコーナー」でのLookout Farm。2枚目が76年と90年のデュオ。3枚目が88年と91年のQuest。3枚とも収録時間はたっぷり75分ずつある。
二人のコラボレーションはやはり素晴らしい(最近出たリーブマンの新作「Dream of Nite」が物足りなく感じるのも、無理はない。笑)。個人的には、エレクトリックサウンドの中で、リーブマンのテナーが暴れまくる場面の多いルックアウト・ファームが好みである。




ところで。マイルスの「Complete On the Corner Sessions」が、ようやく発売されたようですね。ぼくは買うつもりありませんが(笑)。