あうとわ~ど・ばうんど

Muhheankuntuk

Muhheankuntuk/Sonic Opening under Pressure」。7曲59分。Patrick Brennan(as)David Plesant(per,harmonica,vo)Hilliard Grrene(b)。
clean feed レーベルの勢いは本当にオソロしい。ロブ・ブラウンの例もあって、サックスの新譜はなるべく聴こうという新原則を立て入手した本作。ステン・サンデル+ジョン・ブッチャーは最初から一定の期待をしていた上での『当たり』だが、本盤は(期待しなかったわけではないが)大当たり。というか、最近聴いた新譜の中では一番かも。
今まで知らなかったパトリック・ブレナンのアルト、すごい。少しひしゃげたような、しかし耳に刺さるような響き。フレージングも複雑に入り組んだ屈折感に満ちながら、鋭角的だ。デヴィッド・プレザントのハモニカ、シャウトヴォイスもとてもいい味出している。こういう出会いがあるから、新譜買いはやめられないんだよなあ。


画質は良くないが、YouTubeで動画も見つけた。
http://www.youtube.com/watch?v=RJc6o0FXYck