あうとわ~ど・ばうんど

Slugs' Saloon

昨年末からガルシア・マルケス全小説が刊行され始め、今は「百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)」を10数年ぶりに読んでいるところなのだが、なぜかアイラーの音楽がよく合う。過剰さや物悲しさが共通するからだろうか。と考えてみるが、よく分からない。ま、ともかく、ブログでは1枚別のアルバムをはさんだが、ここのところ実生活ではほとんどアイラーばかり聴いていたわけだ。
Slugs SaloonSlugs' SaloonAlbert Ayler」(esp-disk)。66年、全5曲80分。A. Ayler(ts)Donald Ayler(tp)Michel Samson(vln)Lewis Worrell(strings-b)Ron Jackson(per)。
ジャケットは、近年のリイシュー盤のもの。個人的にはオリジナルジャケよりかっこいいと思う。中身の演奏も泣けるくらいイイ。ところで(いつものように)余談だが、本盤がライヴ録音されたこの『Slugs'』というクラブ。リー・モーガンが撃ち殺された場所としても有名(?)である。