あうとわ~ど・ばうんど

Live at Kagoshima USA

ライヴ・アット 鹿児島 USA 1974 第一集 “オレオ”本田竹曠トリオ」(aketa's disk)。全7曲70分。本田(p)望月英明(b)古澤良治郎(ds)。
同 第ニ集 “朝日の如く爽やかに”本田竹曠トリオ」(同)。全7曲66分。同上。
33年前の発掘。メンバー3人ともまだ20代の頃。何しろ古い音源ゆえ、テープヒスやピッチの狂いも耳につくが、音質は問題でない。大切なのは音楽であり、その意味ではとても良い。なぜか第一集にセカンドステージ、第二集にファーストステージが収録されているが、たぶん演奏の熱さからそうしたのだろう(もちろん比較の問題で、第二集が悪いわけでない)。
2つのステージで何曲も演奏されたブルースを聴くと、体の芯から熱くなる。やっぱり本田は卓抜したブルースプレーヤーだったのだなー、との思いを強くする。早くも今年の発掘部門ナンバーワン候補。