Souls Saved Hear
3日前にFMEのアルバムを取り上げたとき、この作品にも触れたが、久々に聴くとやっぱ良い。「Souls Saved Hear/Big Satan」(thirsty ear)。04年、全9曲48分。Tom Rainey(ds)Marc Ducret(g)Tim Berne(as)。
ティム・バーンの作品は曲が長いのが常だが、このアルバムは収録時間から察せられるように、短い演奏が多い。とはいえ物理的時間と体内時間は別の問題で、例えば③「Geez」や④「Rampe」のように非常に密度の濃い演奏を展開するために、「わーたまらん、もっとやれもっとやれ、おーまだ行くか、ぐわー」など10分以上身悶えた心地になっていたら、5分しか経っていなかった。ということが容易に起こる。
バーンの入門アルバムとしても最適かも。もしこれを聴いて、よがれないような人は一生ハリー・アレンでも聴いてろ(笑)