Crazy Cats

突然だが、最近、「クレージーキャッツ 日本一ボックス [DVD]」(DVD4枚組み)を買った。
以前、『ハイそれまでョ』のフリージャズ化を構想した話をしたことがあるが、実はクレージー映画が好きなのである(昨年出た「無責任ボックス」、今年初めの「作戦ボックス」も買って、何度も何度も見てました)。
中学生ぐらいのとき、テレビの深夜劇場でやっていた『ニッポン無責任時代』を見て、クレージー映画にハマッたのだった。将来は、こういうサラリーマンになりたい、と本気で思っていた。そういえば、中学時代の文集の一人一言欄に、『人生で大事なことはタイミングにC調に無責任』なんて書いたりしたっけ。だから、大学ではジャズ研に入ったのだ。というと嘘になりますが、そういう意識がなかったわけでもないのです実は。
「日本一ボックス」は、『日本一の〜男』シリーズから、『色男』『ホラ吹き男』『ゴマすり男』『ゴリガン男』の4作品を収録。個人的には『男の中の男』が入ってたらよかったのに、とは思うが、いやいや十分満足です。とにかくこうして手軽に見られるようになったことを喜びたい。やっぱり植木等のサラリーマンものはイイなあ。毎晩、新譜聴く合間に何度も見てます。4枚の中では、『ホラ吹き男』が一番好みかな。