あうとわ~ど・ばうんど

Edge

Edge/田中信正Kartell」を聴く。リリースは2月、全8曲60分。田中(p)山田晃路(b)大槻“kalta”英宣(ds)+神田佳子(per)。
田中が注目されだした初期のころ(そういえば、彼が横濱ジャズプロムナードの第1回新人賞を獲った模様を衛星放送で見たことがある)は、正直言って今一つピンと来なかったのだけれど、ここ数年、進境著しいのか自分の耳が成長したのか、ぼくの胸にもグングン迫ってくるようになった。
このアルバムで言えば、②「Head Water(river Ⅲ)」③「猿」⑧「Flower Abstruction Ⅲ」。常套に陥らないフレーズの『ずらし』や、リズムのかいくぐり方がたまらない。