あうとわ~ど・ばうんど

Weapons of Ass Destruction

オーネット公演にうつつを抜かしつつも、東京ではいつも通りコツコツとCD屋巡りもしていた。その時に購入した1枚から。
何が飛び出すか分からないノルウェーのレーベルSmalltown Superjazzz(誤記ではない。念のため)から、またまた変てこりんなアルバムが出た。「Weapons of Ass Destruction/Diskaholics Anonymous Trio」。全2曲39分。Mats Gustafsson(sax,electronics)Jim O'Rourke(syn)Thurston Moore(g)。
メンバーはソニックユース人脈。演奏は一口に言って、音響インプロ。マツ・グスタフソンが参加していることから期待していたような爆発的場面はなく、割合静かでノイジーな(矛盾してるようだが)インタープレイが延々と続く。でも、悪くない。というか、聴いていると実に癒されるのだな、これが。
こういうアルバムを『スーパージャズ』というレーベルから出すあたり、なにやら挑戦的なものを感じて、好印象。