PT ＋ PM

こないだ、こんなブートCDを入手した。「Ornette Coleman Prime Time with Pat Metheny」。88年モントリオールでの録音、全10曲58分。Ornette(as,tp)Metheny(g)Charlie Ellerbee(g)Bern Nix(g)Chris Walker(b)Al MacDowell(b)Denardo Coleman(ds)Badal Roy(tabla)。
元々ブートビデオかなんかが出ている、有名な音源らしい。ただし曲名表記がなく、マニアでない自分には、数曲ぐらいしか曲名が分からない(特徴的なメロディーに聴き覚えがあっても、曲名まで分からない場合が多い。それにオーネット自体、同じ曲をアルバムごとに違った曲名でクレジットしたりするからややこしい)。
アルバムは⑦(「Virgin Beauty」の1曲目だろうか？)以降の怒涛の展開にしびれた。特に⑩(「Dancing in Your Head」の冒頭曲だろう)、オーネットの強烈な吹きっぷりに、メセニーらしきキレたギターや周囲の暴走(？)も絡まりあって、なんだか訳分かんない凄いことになっちゃってます。めちゃ楽しい。

さて、いよいよ明日に迫った、オーネット・コールマンの来日公演。まさか21世紀になって、ジャズ界いや人類のお宝の演奏を聴けるとは。明晩はその姿を、しっかりこの目にこの耳に焼き付けてこようと思っている(とはいえ、自分は3階席なのだが…涙)。