Snakeoil / Tim Berne

出版記念（などと言いつつ、本には取り上げられていない奏者ばかり紹介している）その3。

Snakeoil

Tim Berne(as) Oscar Noriega(cl, bcl) Matt Mitchell(p) Ches Smith(ds, per)
ブログ仲間のryo--tarさんやchilicanさんがすでに紹介されているのだが。
ついにECMから出してしまった（笑）ティム・バーンの新作。
ティム・バーンの演奏はやはり、いい。特に盛り上がり所の、あの時間感覚を狂わされるような独特フレージングは、耳に飛び込んでくるや、絶妙の入射角でクリスタルボーイの体内を乱反射するサイコガンの光線のように、体中をかけめぐるようだ。
曲もよく練られているし、マット・ミッチェルのピアノやオスカー・ノリエガの（バス）クラリネットも絶妙な調合剤になっている。
でも、やはりECMの音というのは、私にはあんまり・・・・・

参照動画。