Dogon A.D. / Julius Hemphill

出版記念その4。

Dogon a.D.

Julius Hemphill(as, fl) Baikida E. J. Carroll(tp) Abdul Wadud(cello) Philip Wilson(ds) Hamiet Bluiett(bs)
先日紹介したティム・バーンの師匠ジュリアス・ヘンフィル。ロフトジャズ前夜、WSQ結成以前、幻の初リーダー作（？）が昨年CD化されて話題を読んだ。マスターテープが紛失して、一部ＬＰから起こした曲もあるとのこと。
（ところで、本日も「出版記念」と謳いながら本には関係のない奏者を取り上げているが、ヘンフィルは単独ページではないにせよ名が載っているし、リスト初期段階には当然名が挙がっていた）

粘っこいリズムの上で、飛翔するアルトの自在さは時にオーネット・コールマンを想起させることもあるが、そういえば、ヘンフィルはオーネットの遠い親戚なのだったか。