あうとわ~ど・ばうんど

Steve Coleman & Marcus Gilmore

Weaving Symbolics
以前、スティーヴ・コールマンの「Weaving Symbolics」を聴いたとき、『裏返すとDVDになる面白い作りなのだが、リージョン・コードが違うので再生できない』と書いた(3月8日参照)。マヌケな話だが、パソコンならば、リージョンコードに関係なく見れることに、ついさっき気付いた(苦笑)。
どうやらレコーディングにまつわる諸事を収めたドキュメントらしい。注目は、2枚目に収録されたコールマンとマーカス・ギルモア(ds、ロイ・ヘインズの孫でグラハム・ヘインズの甥。弱冠20歳、まだ顔が幼い)のデュオ。休憩中か練習中かに発生したセッションらしい。曲はナント、マイルス10代の時のバップチューン「Little Willie Leaps」だ。
コールマンが面白い。シチュエーションのせいか曲のせいか、寸止めせずに流れるようなバップフレーズを紡ぎ出し、バップスキャットまで繰り出す。たっぷり堪能させていただきました。