Tribute to John Coltrane
長く廃盤となっていた87年ライブアンダーザスカイの「トリビュート・トゥ・ジョン・コルトレーン」が20数年ぶりに再発された。
トリビュート・トゥ・ジョン・コルトレーン~セレクト・ライブ・アンダー・ザ・スカイ'87“10th スペシャル"~
- アーティスト: オムニバス
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2015/12/09
- メディア: CD
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懐かしさにかられて購入した。DVDは今でも容易に入手できるようだし、YouTube にも全映像がアップロードされているが、CDだけはなぜか非常に入手困難で、以前ある時どうしてもCDが欲しくなったが(適正価格では)発見できず身悶えした経験があるだけに、今回の再発は喜ばしい。既に何度も聴いて(観て)いるものの、やはりいいなあ。
ちなみに、このアルバムのこととなると、思いだす学生時代のエピソードが一つ。最近までグレゴリー・ポーターのグループに在籍していたサックス奏者の佐藤洋祐(当時の彼は、私とは別のジャズ研のトランペット奏者だった)と私、私と同じジャズ研の女性サックス奏者、他にも誰かいたような気がするが、というメンバー(ちなみに全員同級生)で車に乗っていて、女性サックス奏者(彼女が運転していたのだったか)が大好きだった本作をダビングしたカセットテープを車内に流した時の、佐藤の言葉が忘れられない。「ああ、これ、おもしろいんだよ。ウェインがおっかしくってさあ。デイヴはおっかないの」。このアルバムの演奏(特に「Mr. P. C.」)を聴くと、佐藤はたぶん忘れてるだろうが「おっかしい」「おっかない」という言い得て妙な二つの韻を踏んだフレーズと共に、あのドライヴを思いだす。
ところで当時から疑問なんだけど、このジャケットはいったい何なんでしょうねえ?
参考動画